〜20年を振り返る〜 衝撃の夕食
ペンションびせざき
現在展開中の沖縄リトリート「〜原点回帰〜 気づきの旅」のメイン舞台となるお宿です。
沖縄県 本部町備瀬。美ら海水族館のすぐ側にある集落で、「フクギ並木」で有名な地に、そのペンションは50年前から存在しています。
そんなペンションとの最初の出会いは、先日お話をさせていただきました。
さて、今回はその最初の出会いでの夕食の席でのお話です。
この、たった数時間が僕の人生に大きな影響を与えることになります。
私の父も、実は寿司職人だったのですが、こんな愉快な寿司席は初めてでしたw
例えばみなさんの、江戸前寿司の大将というと、どんなイメージいでしょう?
寡黙?頑固?職人?
銀座でお寿司を食べると、ちょっと緊張しますよね。(私だけ?w)
それがですよ。
それがどっこい、冒頭のキャッチ画像ですよ。
初っ端から前回フルスロットル!
笑いが絶えない、とても楽しい宴席のスタートです。
それでいて、もちろん仕事は逸品。抜かりありません。
ひとつひとつの仕事が、目の前のお客様に楽しんでいただくため。
ここは、大将の「魅せるためのステージ」なのです。
一方で、当時は、預かって面倒をみている方がいらっしゃったのですが、彼への声掛けは、厳しい職人の親方そのもの。
この時は、彼の焼いた玉子焼きを頂いたと記憶しています。(彼のドラマはまた長辺が掛けそうなので、またの機会にw)
ただただ馬鹿笑いして楽しいだけじゃなく、その時その時で、筋の通った真面目な話もし(格好はそのままですがw)、お客様と真剣に対話する大将。決してお客様に迎合するのではなく、自分自身の在り方そのものでぶつかってくる大将をみて、「格好いいなぁ」と思ったのを今でもよく覚えています。
長い年月の中で、その当時にどんな話をしたのか、ピンポイントではもう覚えていません。
しかし、大学に進学し、その先にどういう生き方をしていくのかを迷っていた自分には、この迷いの無い(本人は違うというでしょうが、当時の私には完全に迷い無いようにしか見えませんでした)自分に正直に、楽しそうに生きる大人がとても眩しかったのです。
「仕事って超楽しい!」「生きるって超楽しい!」「そう思わないと、損でしょ?」
そう言われている気がしました。
私はその夏、関西に帰って、大学を中退することを決めました。
もちろん、この出会いだけが全てではありません。他にもいろんな事があって、この夏の出会いは、切っ掛けのひとつに過ぎません。
母には、「長い人生、急いで社会に出なくても、嫌でも長い間働くんやから」と、引き留められました。
それでも「働くことってそんなに嫌なことじゃないかも」と思わせてくれたのは、紛れもなく、この「クマさん」と「西口先生」の2人だったかな、と思います。
「大人って捨てたもんじゃ無い」
自分もそんな風に思ってもらえる、大人として生きたいですね。
こんな、私の人生のターニングポイントとなった場所で、新月の夜に、自然の流れに身を任せ、自分の中の要らなかったものを手放してみませんか?
決してそれが、あなたのターニングポイントになる、とは言いません。
それでも、あたもきっと、何かを感じて、気づいて、次のスタートを切る切っ掛けになるんじゃないかな、と思います。
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沖縄リトリートツーアー企画
「原点回帰〜気づきの旅〜」
https://www.yuinotech.jp/retreat/genten-kaiki.html
1981年、兵庫県尼崎市生まれ。
現在はコーチングをメインとした個人事業を中心に、自身のお金についての基盤を固めるために、法人も経営。
年4回・新月に開催する沖縄リトリート「原点回帰の旅」を通じて、仕事と楽しむことを両立。
自身の経験を元に、現実と理想のギャップに悩む人、もう一歩ステージアップしたい人を対象に『楽しむ事に徹する』をモットーに、徹楽(てつがく)ライフコーチとして活動中。