平均にフォーカスすると不幸
データは少し古くなりますが、国税庁発表の「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」によると、年間の平均給与は、、、
441万円!
予想より少なかったですか?多かったですか?
それとも予想通りでしたか?
あくまでも平均年収なのであまり気にしないでください。
と言っても、多くの人が気になりますよね。。。
自分の年収が平均より多いのか少ないのか。
私は、自分がサラリーマンを辞めるまで気付かなかったのですが、実はこれ、日本の教育の弊害かもしれません。
「競争すること」自体が悪いとは言いません。
1位になることは素晴らしいことです。努力することも素晴らしいことです。
でもこの「平均より上」とか「平均より下」とか、この考え方がよくありません。
この「平均」を持ち出してくると、それより上であることに「安心感」を覚える傾向があります。
一見して競争しているように見えて、実はそれは「1位になる」でも「今よりも少しでも良くなりたい」でもなく「平均より良ければいい」という妥協ラインを越えるか越えないかという論点にすり替わってしまっています。
そもそも、「お金」にフォーカスしている時点で残念なのですが、さらに「平均」という点にフォーカスすることで、これはもう残念を通り超して、不幸しかありません。
ちなみに、私のサラリーマン時代の年収はお陰様で平均年収を超えておりましたが(笑)
でも結局お金を見ていると、一般的なサラリーマンで得られる額なんて、正直知れていますし、お金に拘るなら、ちょっと怪しい話がインターネット界隈には沢山転がっていると思いますので、そちらに注力するのが近道かと思います。(お薦めしませんが。。。)
サラリーマンしながら、副業したり、パラレルワーク(複業)したり、マルチジョブ(兼業)したり、収入を上げる方法は確かにありますが、それもそこから得られる別の何かにフォーカスしているのでなければ、結局はしんどいだけだと思います。
幸い私は、お金の大小ではなくて「お金で縛られてる人生」にちょっと嫌気がさしたので独立したので、実際には今年の手取りの所得は減るかと思いますが、それでも後悔はありませんし、むしろ楽しんで毎日を過ごしています。
今、私が唯一の「お金」についてフォーカスすべきは、「決して、赤字の生活を送らないい」ということだけです。とっても気持ちは楽でハッピーです(^^
そして、この楽しい人生の送り方を、ひとりでも多くの方と共有していくことが、今の私の最大の目的であり、楽しみです。